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ルノー君再生計画① リムさえ換えれば

折りたたみ自転車のルノー君、正式名称ルノーLIGHT10。
\37,000くらいで買ったやつで、
20インチ(406)に1.75インチタイヤ、ボスフリー7速にVブレーキで10.9kg
スペックはいいやつでした
田原坂登れたし。13kgのクロスでも登れた坂だけど。
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が、明らかにリムが軽い&細すぎで、バランスの悪いホイール+タイヤの組み合わせが
通勤に使って2年位でリムバーストという形で現れ、ブレーキできなくなったので倉庫に放置されました
これはこの辺の冒頭でちょっと話しました。
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○壊れたら基本どうしようもない現状のボスフリー

ルノーくんはホイールのハブがボスフリーで、
この規格は古い&安物故に基本的に関連部品がほぼ出てきません。
ホイールの回転の中心にあるハブは2種類あり、
ロードによくあるQR(クイックリリース)やスルーアクスルなんかが下のカセットフリーですね
車体\4~5万くらいをボーダーにQRのカセットフリーが付いてくるようになり、
ディスク限定で更に上位にスルーアクスルが付いてきます。axleなのでアクスル
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こちらがボスフリーとスプロケの現物。ネジ大分緩めたりしているけど
スプロケは所謂ボス抜きという専用工具で外しました(反時計回りで緩む)
ハブの締め調整も六角ネジ、留めの六角もちゃんと締めないとズレるしと本当に面倒くさいやつ
故障したら車体を買い直したほうが早いレベルの車体に付いてくる規格のため、完組品はまず出てきません
特に20インチは致命的で、補修用の鉄ホイールがあるのみ。壊れたら捨てろとのメッセージです
ハブは折れ易いのが有名なので交換品があるんですが、壊れたのはリムなんだ。
というわけで外したはいいものの、ここから先のビジョンが見えないのがボスフリーです
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○直すとしたらどうなるか

ルノー君は元々\37,000位で買ったやつです。
ボスフリーのホイールは先述の通りないので、直して使うとしたら
A:リムを交換する(ボスフリーのままなんとかする)
B:カセットフリーに切り替える(ボスフリーはさようなら)
という選択肢に限られます

Aは手組みの世界に片足突っ込みます。それは面倒なので別で済ませたい
というか重量で近いもの探すとKinlin XR270とかで1個\3,650、黒なので両輪で\7,300。完組品と同額...

Bは以下の部品が必要になります
・ホイール(ボスフリーは135mm幅しかないため、それに合わせる。
135mmはボスフリーはともかくQRのクロス&ディスク等で使われており、
20インチなら割と採用されているので調達は一応容易。スペック合わせると\8,500程)
・スプロケ(何速にしろ必ずカセットフリー専用で必要。\1,500位)
・スペーサー(7速用カセットなど存在しないので必ず要る。4.5mmで...不明)
これだけで最低\10,000。(中華で現スペックに近いものを探し、タイヤ等は再利用の前提)

更に7速はカセットフリーだと4.5mmスペーサーの調達が面倒なので(不明の理由)、8速にしようものなら
・ディレイラー
・シフター
・チェーン(9速以上なら。6~8速は共通)
で確実に+\4,000がかかってきます(これも中華最安値計算)
ここまで来るともうフレーム以外は別物コースに入ってきますが、
ルノーくんのフレームには全く思い入れはないため、このプランはコスパが非常に悪いのみとなります
どちらにせよやってられんわ、ということで放置されたわけです

○安物≒中華≒Aliexpress

そんなわけで放置しており、もはやどう処分するかを考えていた頃。
ふと「こいつは明らかに中華製、大抵元ネタはAliで見つかるんだし、リムもあるんじゃね」
と探してみたら。(以前にブレーキ関係、ハンドル周りはほぼ丸々発見しています)
なんかあるぞ。真ん中の青色に見覚えが...ある!
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色は間違いなくこれの青=ルノーくんの青です。安っぽいメッキ!
20インチで406と同じでした。スペックを確認してみます

       これ  ルノー君
リム径   406有り  406
リム幅    不明   細い(細すぎ)
穴数    24 or 32 リア28
オフセット  なし   なし

リム幅は不明ですが、元がバランス悪い細さなので太すぎる感じがしなければ大丈夫
問題はスポーク穴の数です。元は28Hですが、24Hか32Hしかない。
穴の数は多すぎると変な隙間ができて一部スポークに負荷が偏り、少なければ全体の耐久性が下がります
一応28Hがないかセラーに聞きましたが、メッキのない青色リムを薦められました。そっちじゃねえ!
仕方がないので、諦めて多いか少ないか、どっちがマシなのかを選びます。
スポーク本数が少ないと組み方が根本から変わるかも、面倒くさそう。
多いほうがとりあえず組み直すだけでいいというわけで、32Hを買いました
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○中華青メッキリム(元ネタとは若干違う)

さっきも言ったけど20インチ406(451もあった)、32H、キャリパーブレーキ用。
一見するとやや太いリムです。色が一緒だからいいのだけど。あとブレーキ面に1本線が入ったのは今風
端の処理は予想通り悪く、繋ぎ目やバルブ穴など、素手で触ったら怪我しそうだしデフォで欠けてもいる
粘着テープでぐるぐる巻きだったので自転車用洗剤で落としていたら塗料が付着してくるし...
まあ中華に品質面でグチグチ言っても仕方ないので重量計測に行きます
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339gでした。元付いていたリムは外し後測定で241gなのでほぼ100g重い
というか元が1.75インチ(44.45mm)のタイヤに対してあまりにもか細いだろ、という方が正しいです
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お次はリム幅を測ってみます。
新しいリムは内幅19.4mm、外幅24.9mm(19.5mmと25mmかな?)
IMG_4048_R3.jpgIMG_4049_R3.jpg

さて、比較対象として元のリムです。
歪んでいるから測る場所によってコロコロ変わるぜ!
内幅15.5mm、外幅21mm前後だと思います。
IMG_4050_R3.jpgIMG_4051_R3.jpgIMG_4052_R3.jpg

さて、数値が出たので実際デフォルトの状態のリムとタイヤは適正な組み合わせだったのか確認します
リムの内幅×2.4位が最大適正タイヤ幅とのこと。
内幅は15.5mmなので、15.5×2.4=37.2mmが適正限界。
...1.75インチ(44.45mm)じゃ標準状態で幅足りてねえじゃねーか!
ちなみに今回調達したリムなら大丈夫です。
まあ前に交換していた1.5インチ(38.1mm)を再利用するのだけど

ちなみに壊れたリムですが、派手に中央から割れ、というか裂けてしまっています
ブレーキ面だけだったらリムが柔らかくて速攻で削れたのかと思ったのだけどね
スポークテンションの過剰ならニップル部から割れるはずなので、この壊れ方は多分タイヤ圧です
4bar運用だったんだけど...
というかリム241gってkinlinXR270(296g)より55gも軽いので、薄い柔らかいで耐えられなかったんだろうね
前輪も時間の問題かなー...というところでリムのお話は一通り終了。
IMG_4045_R3.jpgIMG_4046_R3.jpgIMG_4047_R3.jpg

○初のホイール組みは32Hリムに28本組

組む前にスポークの姿を撮影しておきました。
何組とか何クロスとかはよう知りません
今回大事なのはこの姿(+4穴ずらし)に戻すことですから。
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もう重量測定なんかをしていて順番が前後していますが、旧ホイールを分解してリムを取り外したの図
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ちなみに、リムの割れは全体に渡っています。バルブ付近は地獄の様相
端処理などは今回調達したリムよりはマシな感じでした
IMG_4063_R3.jpgIMG_4064_R3.jpg

後は買ったリムに移植していきます。ニップルとか一度落とすと探すの大変だー
まずはバルブ穴を避けて上下左右の穴を塞ぎ、等間隔にスポークを組みます。14本中7本。
スポークのJになっている部分は下(内)向き。全部同じ方向、同じ穴数間隔です(勿論飛ばし分は除く)
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次に7本奥から2本手前に、といった感じの脳死した組み方でクロスさせていきます。残りの7本
スポークのJになっている引っ掛け部分は反対から通し、
2本スポークと交差するけど、ハブに近い方は下を通し、遠い方は上を通す。そんなやり方で組んでいきます
ホイールの組み方について調べると皆が組み方について一生懸命説明してくれていましたが、
結局分かりやすいものはなかったのでこれは組まないと分からない、として理解も説明も投げています
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とりあえず片側組んだので確認。主にスポークが表裏正しく通っているか、穴の間隔は正しいかなど
現時点ですでに歪だなあ...
組む際には色々気をつけなければいけないのかと思っていましたが案外単純で、
基本は等間隔で良くて、クロスする際の上下だけ気をつければ大丈夫そうな感じです
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裏面も同様に組みますが、一度クロスするときにリムをガリッたのが気になったので先に仮編みしました。
形の保持が面倒ですが、これなら齧る可能性はグッと減る。ただし要構造理解
そんなわけで両面が組み終わりました。配線だけ終わった、といった感じです
IMG_4077_R3.jpgIMG_4078_R3.jpg

本締めする前に入念に再確認します。
穴飛ばしのせいで形が歪過ぎてよく分からないけどまあなんとなくヨシ!(現場猫リスペクト)
現状組んだだけどころかニップルを付けただけでテンションはゆるゆるなので、
この時点でホイールを転がしてみても上下左右好き放題ブレまくりです。
ニップルを締めてまっすぐ回るように調整します
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多少の縦ブレが取りきれませんが、一通り終わりとしました
というのも飛ばした穴の前後のスポークにテンションがかかり過ぎで締めきれない。
まあ元より穴数が違うリムを選んだ時点で通勤などの高負荷に使う気はないので、走れそうならOKとします
まあ、再生した折りたたみの用途といえば...車載用だから!
付近の観光目的ならこの程度でも大丈夫でしょう
後は自転車本体も分解清掃していくんですが次回へ
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ころふるのて

Author:ころふるのて
自分用のブログです。
読み易さなどはガン無視、画像多すぎ注意
自転車で愛知県岡崎市を中心に動く
県道国道の話が大半を占める
中華カーボンのクロスバイクはじめました
音ゲー畑でした(DDR、弐寺中心)
今はスマホでガルパくらい